森美術館(東京都港区)は森美術館10周年記念展として、4月26日から9月1日まで「LOVE展:アートにみる愛のかたち - シャガールから草間彌生、初音ミクまで」を開催する。
同展は恋愛にはじまり、家族愛、自己愛、バーチャルな愛、愛と平和など、複雑で変化に富んだ現代の「愛」のかたちを多様なアート作品を通して探るというもの。
「愛ってなに?」、「恋するふたり」、「愛を失うとき」、「家族と愛」、「広がる愛」の5つのセクションで構成され、国内外の主要美術館から集めた作品群を展示。また、アーティストによる新作など、時代や地域を超えて選ばれた美術史を彩る名作、意欲的な新作を含む総展示約100点がそろう。
日本初公開の名画や西洋美術史を彩る名画も
ニューヨーク近代美術館(MoMA)やテート(TATE)など、世界の代表的な美術館関係者が名を連ねる森美術館インターナショナル・アドバイザリー・コミッティーの協力を得て、MoMA、TATE所蔵の西洋美術史を彩る名画を鑑賞できる。フリーダ・カーロの《私の祖父母、両親そして私(家計図)》、フランシス・ピカビアの《恋人のポートレート》は、本邦初公開となる。
草間彌生の新作や、初音ミクも登場
パリやロンドンでの個展が話題の、草間彌生の新作インスタレーションも出品される。また、ボーカロイドの歌姫、初音ミクも登場。デヴィッド・ホックニー、デミアン・ハーストなど、現代美術界の作品も登場する。
同展は4月26日から9月1日まで開催。時間は月・水~日曜日は10時~22時、火曜日10時~17時。入館料は、一般1,500円、学生(高校・大学生)1,000円、子供(4歳~中学生)500円。