アウディ ジャパンは2月1日より、ハイブリッドモデル「A8 ハイブリッド」「Q5 ハイブリッド」を発売する。これにより、2012年9月に発売した「A6 ハイブリッド」と合わせ、アウディのハイブリッドシリーズが完成する。
「A8 ハイブリッド」は、「A8」の特徴であるアルミボディをそのまま採用し、パワーユニットは211PSの2.0リットルエンジンに54PSの電気モーターを追加。V6エンジン並のパワーと4気筒並の経済性を両立した。バッテリーは1.3kWhの容量を持つリチウムイオンバッテリーを採用している。
トランスミッションは8速ティプトロニックで、トルクコンバーターの代わりに電気モーターとクラッチが一体になったハイブリッドユニットが前輪を駆動する。同モデルはEVモードも備えており、エンジンを切った状態でも最高速度は100km/hに達し、60km/hで最長3kmも走行できる。JC08モード燃費は13.8km/リットル。
「Q5 ハイブリッド」は、「A8 ハイブリッド」と同様、最高出力211PSの2.0リットルエンジンと54PSの電気モーターを搭載する。8速ティプトロニックにクワトロシステムを組み合わせ、ガソリンエンジンモデル同様の走破性を発揮する。EVモードも「A8 ハイブリッド」と同様で、燃費はJC08モードで12.7km/リットル。
価格は、「A8 ハイブリッド」が948万円で、このモデルは120台の限定販売となる。「Q5 ハイブリッド」は715万円。