女子会、と称してまたも金曜日の夜に飲み会に出かけた妻。酔っぱらうとメールも電話もつながらなくなるけど、まさか……!? とヤキモキした体験はないだろうか。マイナビニュース会員のうち、既婚男性182名に妻の朝帰りについての正直な感想を聞かせてもらった。
「妻の朝帰りは許せますか?」という質問に対して、「許す」は42.9%、「許せない」は57.1%だった。それぞれその理由を教えてもらった。
>>女性編も見る■「許す」派の意見
・「たまにははめをはずしてもいいのではないかと思います」(30歳男性/医療・福祉/営業職)
・「妻にも友人関係があるから」(45歳男性/その他/事務系専門職)
・「居場所がわかればよい」(40歳男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「自分もしてしまう事があるので認めざるを得ない」(43歳男性/電機/事務系専門職)
■条件つきならOK
・「何か理由があって、夫に説明できて、たまのことならOK」(52歳男性/電機/技術職)
・「同性の友人と遊ぶのはかまわない」(38歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「休みの日の朝帰りなら許すが、平日の朝帰りは自分にも影響するので許せない」(25歳男性/その他/その他)
■「許せない」派の意見
・「子供を放っているのは許せないから」(36歳男性/通信/技術職)
・「家事をせず遊び回るのは許せない」(50歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「する必要がないから」(32歳男性/マスコミ・広告/技術職)
・「何の連絡もなしにただ遊んでいるだけであれば、許せないと思う」(27歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「理由が気になる」(26歳男性/食品・飲料/技術職)
■女性だからこその心配
・「不用心だから」(53歳男性/情報・IT/技術職)
・「事情にもよるが、身の安全を保障できない」(35歳男性/ソフトウェア/技術職)
・「夜は危険だから」(25歳男性/電力・ガス・石油/技術職)
■総評
妻の朝帰りを「許さない」と答えた男性の方が、「許す」より15%ほど上回るという結果となった。「許す」派の回答では、「場所と理由がはっきりしていれば」構わない、という意見がほとんどで、これは同様の女性編アンケートと似た結果となった。男女関係なく、結婚しているなら遅くなる際には相手に連絡をしっかり入れる、というのが夫婦生活での最低限のマナーのようだ。
手放しで「朝帰りOK」という男性はさすがに少なかったが、「息抜きは必要」「たまには羽目を外してもいい」という理解のある夫もいた。おそらく普段の行動で信頼が得られている妻なら、しっかり連絡を入れれば、朝帰りだってたまには大目に見てもらえるものなのだ。また、条件として「平日の朝帰りは自分にも影響するからダメ、休日ならいい」という回答もあったが、これは男性サイドからの正直な意見か。
「許せない」派で多かったのが「子どもに良くない」「家を放っておいて遊びはあり得ない」という声。母であり、家庭を守る妻である、ということを常に忘れずに行動してほしいという男性の心の声が聞こえてくるようだ。人によっては反発したくなるかもしれないが、「家庭をもっているという自覚がない」「モラルに欠ける」というような少し厳しい意見もあった。もちろん、「朝帰りだと浮気を疑う」という意見も散見できたが、基本的には、自分の妻に「常識的」で「倫理的」な行動を求める男性が多いように感じた。中には「離婚」という回答もあり、女性の朝帰りは相当イメージが悪く、男性のそれとはかなり意味合いが違ってくるようだ。
「許せない」派の中では、女性が夜遅くまで遊び回るのは「危険」「不用心」という声も。ダンナさんの優しさに素直にしたがって、夜遊び好き、飲み会好きの女性もできる限り早めに帰ったほうが家庭円満につながりそうだ。
(文・アリウープ 中嶋絵里)
調査時期: 2012年12月11日~2012年12月17日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性182名
調査方法: インターネットログイン式アンケート