JR東日本の山手線で16日より、「みどりの山手線ラッピングトレイン」の営業運転がスタートした。山手線のラインカラーとなったみどり色(ウグイス色)の50周年を記念し、車体をみどり色にラッピングしている。

E231系545編成による「みどりの山手線ラッピングトレイン」

「みどりの山手線ラッピングトレイン」に使用されるのは、同路線で使用されるE231系の545編成(11両編成)。車体前面には、「50th」と描かれたヘッドマークが貼付され、その横には、「みどりの山手線」50周年の記念ロゴマークも配された。

車体側面は、山手線のラインカラーのきっかけとなった103系通勤型電車をイメージし、みどり色(ウグイス色)のラッピングを施した。車体下部の車両番号も、国鉄時代のフォントが再現されているという。車内のつり革には山手線の歴史や沿線風景が掲出されるなど、懐かしさを感じさせるデザインに仕上がっている。

営業運転初日の16日は山手線内回りの運用に就いていた。1編成しかない「みどりの山手線ラッピングトレイン」だが、運行スケジュールは非公開となっている。同電車は今年12月28日まで、約1年間運転される予定。これに合わせて旅行商品やグッズも販売される。