日産自動車は15日、スポーツセダン「インフィニティQ50」を発表した。同車は、アメリカとカナダで2013年夏に発売し、その後は主要なグローバル市場でも順次発売する予定。

「インフィニティQ50」

インフィニティQ50は、個性的なデザインと魅力あるパフォーマンス、世界初のテクノロジー、先進の通信システムとパーソナライゼーションを特長とするスポーツセダン。328馬力を発生する3.7リッターV6エンジンと、インテリジェントデュアルクラッチコントロールを備えたダイレクトレスポンスハイブリッドシステムを設定し、ソリッドマグネシウムのパドルシフトと7速オートマチック・トランスミッションを全モデルに標準装備する。

「インフィニティQ50」インテリア

世界初のテクノロジーとして、「インフィニティ・ダイレクト・アダプティブ・ステアリング」と「アクティブ・レーン・コントロール」を搭載。ステアリングシステムは、機械式よりも素早くドライバーの意図を車輪へと伝達し、タイヤの角度とステアリングの操舵を高度に制御可能。ドライバーの好みや道路状況に応じて4種類のセッティングを選ぶこともできる。アクティブ・レーン・コントロールは、クルマをより車線の中央で走行させるため、車載カメラによる車線検出システムを使用して車両の直進性能を向上させる。

また、新しいInTouch通信システムは、大型のデュアルタッチスクリーンディスプレイを備え、ハンズフリー電話やナビゲーション、エンターテインメントシステムとスマートフォンアプリのすべてを統合。運転中でも簡単な操作で車外とのコミュニケーションが行えるとのこと。