アーノルド・シュワルツェネッガーらが14日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスのGrauman's Chinese Theatreで行われた映画『ラストスタンド』のワールドプレミアに登場した。

同イベントに参加したアーノルド・シュワルツェネッガー
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同作は、アーノルド・シュワルツェネッガーの10年ぶりとなる主演復帰作品。同イベントには、アーノルド・シュワルツェネッガーをはじめ、フォレスト・ウィテカー、ジョニー・ノックスヴィル、ロドリゴ・サントロ、ジェイミー・アレクサンダー、ルイス・ガスマン、エドワルド・ノリエガ、キム・ジウン監督らが参加した。10年ぶりに主演を務めるシュワルツェネッガーは「7年間政治家をやって、そして映画に戻って来た。一番驚いてるのはファンの人たちの反応だよ。みんなが興奮してくれていることに驚かされた。そういう事はカムバックしてみないと、反応が良いかどうかはわからないことだからね。僕の人生は本のようだ。全ての夢を叶えることができて最高だよ」と会場に集まった多くのファンを目の前に興奮を隠せない様子。続けて「映画に戻れた事は本当に素晴らしい事だ。素晴らしい監督や共演者、素晴らしいスタントチームと仕事ができてよかった。この映画は素晴らしい演技が詰まっている。映画に参加できたこと自体とてもポジティブな経験だったよ」と笑顔で語った。

また、日本のファンに対して「日本のファンに会えることは素晴らしいことだよ!僕はもうすぐ日本にいくよ、I’ll BE BACK!」と映画『ターミネーター』シリーズでの自身の名ゼリフを交えてコメントを残した。

警官殺しの凶悪犯罪者であるコルテスは、極秘移送中、逃走に成功。最新鋭の車を操り、時速300キロを超えるスピードでメキシコ国境へと向かう。FBIはパトカー、ヘリを総動員し猛追するが、ことごとく突破されてしまう。残すは国境付近の小さな田舎町のみ。時代錯誤な銃器しか無いこの町の保安官オーウェンズ(シュワルツェネッガー)は、最新鋭の武器を誇る最凶犯罪者集団に戦いを挑む。

映画『ラストスタンド』は2013年4月27日全国ロードショー。