ソニーは1月16日、デジタルカメラ「サイバーショット(Cyber-shot)」の新モデル「DSC-WX200」を発表した。発売は1月25日で、価格はオープン。推定市場価格は28,000円前後となっている。

カラーはシルバー、ブラック、ゴールド、ピンクの4色をラインナップ

DSC-WX100」などの2012年春モデルより搭載された「ピタッとズーム!」がさらに進化したほか、強化された夜景撮影機能やWi-Fi(無線LAN)接続機能が搭載されたモデル。

ピタッとズーム!は、ジャイロセンサーやアルゴリズムの改良により、高倍率ズーム時でもブレの目立たない写真を撮ることができるもの。手ブレ補正効果が従来モデルでは約2.5段分だったのに対し、今回のモデルでは約4.5段分と2段分の向上が実現され、より手ブレに強くなった。

また、撮影シーンを自動認識して最適設定を行う「プレミアムおまかせオート」の進化や、新フラッシュモード「アドバンスフラッシュ」の搭載により、夜景撮影にもさらに強くなった。プレミアムおまかせオートでは、適用されるコンディション「動き」が「動き(明るい)」と「動き(暗い)」になり、暗いシーンで動きのある被写体をキレイに撮影できるようになった。アドバンスフラッシュは、フラッシュ撮影時に自動でISO感度を最適な状態にし、より遠くまで明るい状態の写真を撮れるというもの。

Wi-Fi接続機能は、スマートフォンとの連携を想定したもの。撮った写真をカメラ側からスマートフォンへ転送したり、スマートフォンをカメラのリモコンとして使ったりできる。

主な仕様は、撮像素子が有効約1,820万画素の1/2.3型Exmor R CMOS(裏面照射型)で、レンズが焦点距離25~250mm(35mmフィルム換算時)の光学10倍ズーム、開放F値がF3.3~F5.9、対応感度はISO100~ISO12800となっている。

記録メディアはメモリースティック デュオ/PRO デュオ(High Speedタイプ含む)/PRO-HG デュオ/XC-HG デュオ、メモリースティック マイクロ(Mark2含む)、SD/SDHC/SDXCカード、microSD/SDHCカードと内蔵メモリ(約48MB)が利用可能で、記録形式は静止画がJPEG(2D)、MPF(3D)、動画がAVCHDおよびMP4、動画の記録画素数が1,920×1,080ドット(フルHD)/60iとなっている。

サイズはW92.3×D21.6×H52.4mm、重量は本体のみで約105g、バッテリーとメモリースティック デュオを含む状態で約121gだ。

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