ソフトウエア開発会社のジャストシステムは、東京・大阪在住の男女800名(20代の社会人)を対象に「若者の○○離れに関する調査」を実施。「自動車」「テレビ」「雑誌」「お酒(アルコール)」などの各項目について実態を調査した。調査期間は、2012年12月25日から2013年1月3日。
自動車を所有しない理由は「他の移動手段で十分」だから
自動車の所有率を聞いたところ、「所有している」と回答した人は全体で33.1%、「所有していない」と回答した人は66.9%だった。「所有している」と回答した人を地域別でみると、東京は26.5%、大阪は39.8%と大きな差が出ている。
自動車を所有しない理由としては「他の移動手段で十分(45.6%)」が最多。次いで、「駐車場代などの維持費が高くて購入できない(39.1%)」、「自動車自体が高くて購入できない(30.7%)」があげられた。
全体の約3割が、テレビの視聴時間「1時間未満」と回答
テレビの1日あたりの視聴時間は、34.8%の人が「1時間未満」。「所有していない」人も4.3%おり、テレビ離れが進んでいるといえる。
雑誌をまったく購入しない人、約4割にのぼる
雑誌に関しては、「月1冊以上購入」する人が36.0%(週1冊以上/月2冊から3冊/月1冊程度の合計)いる一方で、「(1年に1冊も)購入しない」人が39.9%もいることが分かった。
1年前と比べた購入頻度の増減は、「増えた人」が10.2%、「減った人」が24.5%で、雑誌離れも進行していることが伺える。
お酒を飲む頻度は、「増えた人」が「減った人」を上回る
お酒(アルコール)に関しては、飲む頻度が「増えた人(24.5%)」が、「減った人(17.1%)」を上回り、お酒離れしている傾向は見られなかった。
調査結果の詳細は、「Fastask」実例レポートページからダウンロードできる。