米BOX OFFICE MOJOは1月11日~1月13日の全米週末興業成績を発表した。
オサマ・ビンラディンの捕獲・殺害ミッションに挑む特殊部隊を描いた『ゼロ・ダーク・サーティ』が前週16位から1位に躍進、昨年12月19日に限定公開として封切られ、1月11日に拡大されたのを受け、一気にトップに躍り出た。『ハート・ロッカー』でアカデミー賞作品賞を受賞したキャスリン・ビグロー監督最新作で、テロリストの追跡を専門とするCIAの女性分析官を中心に、ミッションに携わった人々の苦悩や執念を描きながら、知られざる真相に迫る。
2位に今週公開の『A Haunted House(原題)』が初登場。『ラスト・エクソシズム』など最近人気のドキュメンタリー手法超常現象系ホラー映画をパロディー化したコメディーで、悪霊に憑りつかれた新居に越してきた新婚夫婦が悪霊払いに様々なキャラクターを雇い入れて巻き起こる珍騒動を描く。
3位『L.A. ギャング ストーリー』は、1949年のロサンゼルスを舞台に、実在したギャングと警察官の抗争を描いた犯罪映画。ポール・リーバーマンによる実録ルポをもとに、『ゾンビランド』のルーベン・フライシャー監督作が映画化した。伝説のギャングをショーン・ペンが演じる他、彼との戦いに挑む男達を『ミルク』のジョシュ・ブローリン、『ドライヴ』のライアン・ゴズリングら実力俳優が名を連ねる。
前週トップの『テキサス・チェーンソー3D』は9位に急降下した。7位『リンカーン/秘密の書』は前週8位から順位を上げ、公開2週目にトップ10入りして以降9週連続でトップ10圏内を維持し、ロングランを続けている。
全米週末興行成績TOP 10(1月11日~1月13日)
順位 | 先週順位 | 作品名 | 週末興行収入 | 累計興行収入 | 日本公開日 | 週経過 |
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1 | 16 | ゼロ・ダーク・サーティ | 2,400万ドル | 2,948万1,000ドル | 2月15日公開 | 4 |
2 | 初 | A Haunted House(原題) | 1,881万7,000ドル | 同左 | 未定 | 1 |
3 | 初 | L.A. ギャング ストーリー | 1,671万0,000ドル | 同左 | 5月3日公開 | 1 |
4 | 2 | ジャンゴ 繋がれざる者 | 1,106万5,000ドル | 1億2,539万9,000ドル | 3月1日公開 | 3 |
5 | 4 | レ・ミゼラブル (2012) | 1,012万7,000ドル | 1億1,920万6,000ドル | 公開中 | 3 |
6 | 3 | ホビット 思いがけない冒険 | 908万ドル | 2億7,812万4,000ドル | 公開中 | 5 |
7 | 8 | リンカーン/秘密の書 | 631万4,000ドル | 1億5,257万9,000ドル | 公開中 | 10 |
8 | 5 | Parental Guidance(原題) | 610万ドル | 6,065万ドル | 未定 | 3 |
9 | 1 | テキサス・チェーンソー3D | 515万ドル | 3,075万2,000ドル | 2013年夏公開 | 2 |
10 | 12 | Silver Linings Playbook(原題) | 500万ドル | 4,130万6,000ドル | 未定 | 9 |