国内の優れた鉄道旅行を審査・表彰する鉄旅オブザイヤー実行委員会はこのほど、鉄道の旅に関するインターネット調査の結果を発表した。
全国の20歳以上の男女1,196名を対象に実施した調査で、通勤や通学中の電車内でふと「このまま鉄旅に出たくなる一瞬がある」と回答した人は全体の75%に及んだ。
そう思った瞬間については、「天気の良いとき」が53.8%と断トツに多く、「旅行の広告やニュースを見たとき」「路線図を見て」「長距離列車とすれ違ったとき」「仕事で行きづまったとき」が20%前後で並んだ。
旅行代理店や鉄道会社、観光協会などに勤務する人90人が挙げる「やってみたい鉄旅のアイディア」では、大浴場列車や露天風呂列車、車掌体験列車、漫才などを上演するお笑い列車などの案が寄せられた。また、旅や観光のプロが選ぶ「形がカワイイ、またはかっこいいと思う駅舎」では、鹿児島本線門司港駅(JR九州)、五能線木造駅(JR東日本)、日光線日光駅(JR東日本)などの名前が挙がった。