毎日放送(MBS)が開催する新しいお笑いコンテスト『歌ネタ王決定戦2013』の発表会見が11日、大阪市内で行われた。
歌にのせたお笑いネタや、キレのいいテンポに合わせて笑いを繰り出すリズムネタなど、音楽と笑いを融合させた"歌ネタ"の日本一を決定する同大会。優勝賞金は500万円で、漫才の『THE MANZAI』、ピン芸の『R-1ぐらんぷり』、コントの『キングオブコント』に並ぶお笑いの一大コンテストを目指すという。予選大会は3月より、東京、大阪、名古屋、札幌、福岡で開催。5月中旬~6月上旬に決勝大会が行われ、MBSテレビにて生放送される(※関西地区のみ)。
会見には、大会にいち早くエントリーを決めた2700、AMEMIYA、マキタスポーツ、どぶろっくの4組が出席。大会にかける意気込みをそれぞれの"歌ネタ"で表明した。
2700は得意のリズムネタで「♪大会に優勝すること考えたら、興奮してきた~」と歌い、その高ぶりをツネの渾身のポージングと「ん~!!」という叫びで表現した。AMAMIYAはもの悲しいメロディーにのせ、出席者のどぶろっく江口、マキタスポーツの"ヘアスタイル"が被っていることを指摘。「♪2人もハゲがいましたぁ! 区別がつきません~」と熱唱して笑いを誘った。どぶろっくは、会見の司会を担当していた松本麻衣子アナウンサーに「♪もしかしてだけど 誘ってるんじゃないの~?」と男の妄想を炸裂させる下ネタを披露。マキタスポーツは「トイレにも行きたいし、優勝もしたいと葛藤するミスチルの桜井さん」と題したMr.Children・桜井和寿の歌マネネタで会見を盛り上げた。
また、対決してみたい芸人を聞かれると、2700の八十島が「リズムネタの元祖である横山ホットブラザーズ師匠」と大御所の名を挙げ、AMAMIYAは「嘉門達夫さんにも出て欲しい」と"歌ネタ"の大先輩に出場を呼びかけるなど意欲満々の出場者たち。そんな彼らを応援すべく駆けつけた吉本新喜劇座長の小籔千豊も「桑田佳祐さんやユーミンさんのエントリーも待ってます!」とビッグアーティストにラブコールを送り、「M-1と紅白歌合戦を合体させたような夢の大会になると思う」とぶち上げていた。