Q.独身であることに対する周囲からの気遣いにイラッとしたことはありますか?

「結婚しないの?」「誰か紹介しようか?」……独身であれば、一度や二度耳にしたことがあるかもしれないこの言葉。親切心から出たものだとしても、結婚するもしないも本人の自由! 大きなお世話!! と感じることがあるかもしれない。そんなわけで今回は、マイナビニュース会員のうち独身男性300名に、独身であることに対する周囲からの気遣いにイラッとしたことがあるか聞いてみた。
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Q.独身であることに対する周囲からの気遣いにイラッとしたことはありますか?
はい 9.7%
いいえ 90.3%

Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)それはどんな気遣いでしたか? どうしてイラッとしましたか?

■「結婚はまだ?」
・「飲み会になると必ず結婚はまだかと聞かれる」(27歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「まだ結婚していないの?と言われた時にイラっとした」(27歳男性/運輸・倉庫/技術職)
・「『そろそろ結婚とかは?』ときかれると、その気がないので答えるのが面倒くさい」(26歳男性/ソフトウェア/技術職)
・「いつ結婚するの?とよく聞かれるけど、大きなお世話だから」(29歳男性/商社・卸/営業職)

■女性を紹介しようとする
・「女性紹介しようかと困っていないのに言われたこと」(26歳男性/医療・福祉/専門職)
・「同じ職場の適齢期の女性と飲み会をセッティングされ、くっつけられそうになった」(34歳男性/学校・教育関連/技術職)
・「周りから見合いを勧められる……気を利かしたつもりだろうけど正直ありがた迷惑」(34歳男性/運輸・倉庫/その他)


■発破をかけられる
・「女性との飲み会についていろいろ発破を掛けられ、面倒と感じる」(26歳男性/アパレル・繊維/技術職)
・「やたら『はよ結婚せぇよ』と言われるが、そういうなら紹介しろと言いたくなる」(39歳男性/団体・公益法人・官公庁/その他)

■結婚生活について語られる時
・「やたら、結婚の良さを説かれる」(31歳男性/運輸・倉庫/営業職)
・「結婚向きではないと言っていた女友達が結婚した途端、幸せをアピールしてきて、早く結婚した方が良いと言ってくるので、その適当さに軽くイラッとした」(33歳男性/情報・IT/技術職)

■「彼女作らないの?」
・「何で彼女作らんの?という質問」(27歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「今は恋愛や結婚について考えていないのに、イベントのある日(クリスマスなど)ごとに『彼女いらないの?』と聞かれる」(26歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)

■その他
・「結婚できないやつだと思われて同情される」(29歳男性/商社・卸/営業職)
・「すぐにいい人いるといいね、という流れになる」(27歳男性/情報・IT/技術職)
・「クリスマスやバレンタインなど、その日の予定をいちいち聞いてくるのにイラッとする」(30歳男性/機械・精密機器/事務系専門職)

■総評
周囲からの気遣いにイラッとしたことが「ある」と答えた男性は9.7%で、女性編の結果と比較するとだいぶ少ないことが判明した。男性は、自分が独身であることをそれほど意識していないのかもしれない。

とはいえ、こちらが頼んでいないのに女性を紹介しようとしたり、しつこくお見合いを勧められたりすると、さすがにイラッとくるようだ。「いつ結婚するの?」「そろそろ結婚は?」などの質問に毎回答えるのが面倒、大きなお世話だと感じている人も多い。

女性編では「既婚の友人が気を遣い、あえて結婚の話題をしてこない」ことに対してイラっとしたという意見が多く寄せられたが、男性の場合そういった回答はほとんど見られず、むしろ「早く結婚しろ」とズケズケ発破をかけられることが多いようだ。それもきっと、男同士だからこそできるひとつの気遣いなのだろう。独身者にとっては耳の痛い言葉だが、気遣ってくれていることには感謝したいものだ。

調査時期: 2012年12月20日~2012年12月25日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート