トヨタ自動車は11日より開催中の「東京オートサロン2013 with NAPAC」にて、「86」のカスタムカー4台を展示するコーナーを設置している。新たなコンセプトカーも発表されたほか、ニュルブルクリンク24時間耐久レース参戦予定車両2台も出展された。
TOYOTA / GAZOO Racingブースで真っ先に目に付くのが、チューニングベースとして注目が集まるスポーツカー「86」のカスタムカーたち。「自分だけの1台を楽しみながら育てる」という「86」の楽しみ方を提案すべく、「86 MODELLISTA Concept」「86 TRD Griffon Concept」「TOM'S N086V Concept」「86×style Cb」と、いずれも個性にあふれた4台が展示されている。
同ブースでは、新たにコンセプトカーとして「GRMN FR Sports Concept PLATINUM」も披露された。同車は「86」がベースのサーキットスポーツモデルだという。ハイパフォーマンスカーにふさわしい精悍さと上質なインテリアをあわせ持ち、かつてのスープラのようなスポーツカーの「憧れ」「輝き」を現代に蘇らせた。
11日に行われたプレスカンファレンスでは、「GAZOO Racing」が今年5月に開催される第41回ニュルブルクリンク24時間耐久レースへ挑戦することも発表され、参戦車両として、「GAZOO Racing LFA」「GAZOO Racing 86」の2台が披露された。
7年目の参戦となる今年は、メカニックをトヨタ社員が担当するほか、ドライバーにもトヨタ社員が名を連ねる。プレスカンファレンスには、チーム代表としてトヨタ自動車代表取締役社長の豊田彰男氏も登壇したとのこと。同社はニュルブルクリンク24時間耐久レースへの参戦に関して、「本年も継続参戦することで、クルマと人を鍛え、『いいクルマづくり』のさらなる進化を図っていく」としている。