デジカメが主流となる以前のフィルムカメラでは、写真に日付を入れられる機種も多かった。忘れられがちな機能だが、写真を見るだけで、いつ撮ったものなのかすぐにわかるのは意外と便利だ。

BlackBerry向けアプリの「Photo Time Stamp Free」を使えば、BlackBerryスマートフォンのカメラで撮った写真に自動で日時を入れることが可能だ。BlackBerry App Worldより、無料でダウンロードできる。

BlackBerry向けアプリ「Photo Time Stamp Free」で写真に日時を挿入

Photo Time Stamp Freeは、BlackBerryスマートフォンの標準カメラアプリで撮影した写真に、撮影した日時を自動挿入できるアプリ。日時の文字色を白・黒から選べるほか、フォントの種類やサイズも選択することができる。

「Photo Time Stamp Free」のアプリ画面

標準カメラのオプション設定で、写真サイズを「中」に設定

さっそく使い方を紹介しよう。まず、アプリの初回起動時に表示されるポップアップに従い、標準カメラアプリのオプション設定で、写真サイズを「中」に設定しておこう。続いて、Photo Time Stamp Freeに戻り、写真に挿入する日時の表示方法を設定していく。フォントサイズやフォントの種類を選択でき、無料版では文字色をBlackまたはWhiteから選択可能。文字をボールド体やイタリック体にすることもできる。設定が終わったら、[エスケープ]キーから変更を保存して完了だ。

写真に挿入する日時のフォントサイズを選択できる

フォントは20種類以上から選択可能

無料版では文字色を白または黒から選択できる

[エスケープ]キーから変更を保存すれば、設定は完了

あとは、標準カメラアプリで写真を撮影すれば、写真の左上に撮影日時が自動で挿入される。日時の自動挿入のオン・オフは標準カメラアプリで操作でき、[メニュー]キーを押した際のメニューで「Disable Timestamp」または「Enable Timestamp」を選択すれば、無効化と有効化を行える。

標準カメラアプリのメニューで日時の自動挿入のオン・オフを切り替えられる

撮影日時を挿入した写真の作例。無料版では、写真の左上のみに日時を挿入できる

無料版では、日時を挿入できる位置は写真の左上のみとなっているが、0.99ドルの有料版を購入すれば、右下などのそれ以外の四隅に日時を挿入できるほか、文字色も白黒以外に赤・青・緑などを選択できるようになる。

フィルムカメラ感覚で写真に日時を入れられる「Photo Time Stamp Free」を使えば、数年後に写真を閲覧したときも、より鮮明に思い出を振り返られるはずだ。