ハンファ・ジャパンは11日、1,024×768ドットのIPSパネルを採用し、HDMI入力などを搭載した9.7型の液晶ディスプレイ「HM-TLB943V」を発売した。直販サイトのみの限定販売となり、価格は59,000円。
着脱可能な大型サンシェードを備え、屋外での使用や撮影でも視認性を確保。撮影用途向けに、ピーキングフィルタ(ピントの合った輪郭を赤ラインで表示)、フォールスカラーフィルタ(映像の露出レベルを色分け表示)、露出(ゼブラ機能。映像内のIRE値が100%以上の領域を点滅させて露出オーバーを表示)、輝度ヒストグラム表示、といった機能を搭載した。また、480p映像を調整して9.7型の画面にフルスクリーン表示する「EOS 5D Mark iiモード」も利用できる。
液晶パネルはIPS方式、画面サイズは9.7型、解像度は1,024×768ドット(XGA)、光源はLEDバックライト、輝度は400cd/平方メートル、コントラスト比は600:1、視野角は水平/垂直とも178度、応答速度は35ms。
入力インタフェースは、HDMI×2、YPbPr(BNC)×1、Video(BNC)×1、アナログAudio(RCA)、TALLY。出力インタフェースは、HDMI×1、YPbPr(BNC)×1、Video(BNC)×1、アナログAudio(3.5mmイヤフォンジャック)。
電源にはACアダプタ、およびXLR DCコネクタのほか、バッテリ駆動にも対応。市販のVマウントバッテリ(V-mount battery)を利用できる。
本体サイズはW246×D31×H224mm、重量は約1,068g。HDMIケーブルやTALLYコネクタ、平面設置用の標準スタンドなどが付属する。本体には三脚穴が設けられており、一般的な三脚に固定することも可能。