1月20日からWOWOWでスタートするドラマW『女と男の熱帯』(全6話 毎週日曜 22:00~※第1話は無料放送)の試写会が10日、都内で行われ、主演の藤原紀香と渡部篤郎が出席した。
同ドラマは、2004年に惜しまれながら世を去った人気脚本家の野沢尚が生前に温めていた企画を初めて映像化した作品。やり手の報道ウーマンの苑子(藤原)が、妻子を殺されて復しゅうを計画している進藤(渡部)を張り込むことで、次第に進藤に引き込まれていく。
初めてのジャーナリスト役にチャレンジした藤原は「ストーカーのようにず~っと男性を張り込んで、46時中一緒にいる感覚でした。渡部さん演じる進藤の暮らしている姿を見て苑子の気持ちに没頭でき、不思議な感覚に陥りましたね」と感想を。初共演となった渡部については「今までお会いしたこともなくドラマや映画での"渡部像"がありましたが、現場ではとっても頼りになりました。それにすっごく面白かったのが意外で、日本男児のいいところとヨーロッパの男性みたいな部分があり、多種多様のお話を振ってくれて面白かったですね」と絶賛。褒められた渡部も「すごく特別な存在の方ですね。色んな経験をされていて、役以上に藤原さんが持っている優しさとか哀しみなんかを一番いいところで見られて幸せでした」と褒め称えた。
その2人は、同ドラマで濃厚なラブシーンを披露している。藤原は「セリフを読んでら衝撃的でしたけど、現場ではフラットな状態で入れました。渡部さんの息遣いや温度感など色んなものを見て感じてやっていければ大丈夫なんだと思いました。相手が渡部さんだからできた誇れるラブシーンでしたよ」と胸を張っていた。