俳優の松平健が、3月9日(土)に公開される『映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)』にゲスト声優として出演することが11日、明らかになった。
松平が演じるのは、キャリア組ではなく現場のたたき上げで仕事一筋の55歳、マスタード警部。勘に鋭く落ち着いた警部の貫録に加えてコミカルな一面もあるが、ひみつ道具にとても精通していて、ドラえもんの鈴を盗んだ張本人・怪盗DXを追跡する。松平はこの22世紀の人情警部とも言えそうなキャラクターにあわせて、得意の扮装姿も披露しているという。
今回の出演について松平は「自分が出ると知ってびっくりしたし、大変うれしかった。周りの中でもやはり息子が一番喜んでくれました。アニメも普段一緒に見ています」と喜びをあらわにし、一番欲しいひみつ道具には「どこでもドア」を挙げて「地方公演もすぐ行けていいですよね。もし本当に実在したら世界旅行に行きたいです」と、らしい一言も。映画の見どころについては「今まで出てきた「ひみつ道具」をたくさん見られるところが最大の見どころです。子供だけでなく大人も楽しめる内容ですのでぜひ楽しみにしていてください」と話している。
そして、自身が演じるマスタード警部に関しては「現実離れしていて面白いです。衣装ももちろんですが、もみあげや眉毛など。細かい部分にもこだわりました渋い味わいがありつつ、コミカルなキャラクター。警部なのに、人のアイディアをちゃっかりそのまま使っちゃうところが、ひょうきんで憎めないですね」と解説。また、マスタード警部は劇中、語尾に「マスタード」を付けることが多いようで「これから控えているアフレコ、がんばりマスタード!!」と渾身のギャグで意気込みを表現した。
なお、松平が演じるマスタード警部は映画だけにとどまらず、本日1月11日(金)19:00のTVアニメ版レギュラー放送にも登場し、ドラえもんとのび太がマスタード警部と「ひみつ道具にまつわるクイズ」で推理対決をするコーナーがスタートする。
『映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)』は、子どもはもちろん大人たちも一度は憧れる『ドラえもん』を象徴するキーワード、「ひみつ道具」を巡るオリジナル作品。ある日、ドラえもんは謎の男・怪盗DXに鈴を盗まれてしまうが未来にある「ひみつ道具博物館」を手がかりに、鈴を取り戻すためのび太たちとともに未来への大冒険に旅立つ物語となる。監督は寺本幸代、主題歌にはPerfumeの「未来のミュージアム」が起用されている。
(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK2013
『映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)』
原作:藤子・F・不二雄
監督:寺本幸代
主題歌:Perfume(「未来のミュージアム」)
脚本:清水東/演出:山岡実/キャラクターデザイン:丸山宏一/美術監督:土橋誠/録音監督:田中章喜
ドラえもん:水田わさび
のび太:大原めぐみ
しずか:かかずゆみ
ジャイアン:木村昴
スネ夫:関智一
ドラミ:千秋
マスタード警部:松平健