メドピアは2012年12月14日~20日にかけて、同社が運営する医師専用のインターネットサイト「MedPeer」で「臓器提供の意志表示」に関する調査を実施した。有効回答数は3,077件。
「臓器提供の意思表示をしているか?」と尋ねたところ、「していない」が70%、「している」が30%だった。意思表示している割合を見ると、20代がトップで45.4%、次は30代(36.5%)だった。40代から60代以上は、約25%となっている。
意思表示していると回答した人からは、「移植後の患者のQOL(生活の質)が向上していることを知り、臓器提供の意思を強くした」「再生医療が確立されるまで臓器移植は必要」「医師として人間として最期にできる人命救助」といった声が寄せられた。
一方、意思表示をしていないと回答した人からは、「家族に反対された」「年齢や持病に問題があり、(臓器提供の)対象にならないため」「移植医療は過渡的な医療で本来あるべき姿ではない」「臓器提供する組織的体制が不十分」などのコメントがあった。