「今晩は上司との付き合いでキャバクラに行くから遅くなるよ」。あなたはこんな風に奥さんに言えますか。 こんな旦那さんに対して心穏やかな妻でいられますか。 夫婦間に小さな波風を立てるキャバクラ問題、結婚後もキャバクラに行ったことがあるかどうかをマイナビニュース会員の既婚男性182名に聞いてみた。
「結婚してからキャバクラに行ったことはありますか」という質問に対して、「はい」は22.0%、「いいえ」が78.0%だった。「はい」と答えた人に「妻はどういう反応か、内緒で行っている場合どうして内緒にしているのか」を尋ねた。
>>女性編も見る■分かりやすい妻の反応
・「嫌味を言ってくる」(32歳男性/情報・IT/営業職)
・「諦められている」(40歳男性/建設・土木/技術職)
・「知っているが、特段リアクションなし……おそらく『時間と金の無駄遣い』と思っていると思う」(37歳男性/電力・ガス・石油/営業職)
■こんな妻はうらやましい?
・「なんともない、許容範囲が広い」(41歳男性/建設・土木/営業職)
・「知っていても何とも言わない」(25歳男性/その他/その他)
・「特に変わった様子はなく、どんな話題をしゃべったのかを聞かれた程度」(41歳男性/ソフトウェア/営業職)
・「事実を話していますが、普通に聞いてくれます」(30歳男性/機械・精密機器/技術職)
■仕事なら……理解ある妻たち
・「仕事の付き合いで行った……妻は仕事で行ったことを知っていて最初は怒っていたが、仕事の付き合いなら仕方がないということになった」(28歳男性/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「特に付き合いで行っていることを知っているので気にしていない様子」(28歳男性/情報・IT/技術職)
・「酒を飲む同僚の運転手としてついていっただけで、私がお酒も他の女性も興味ないことを妻は知っているので、話をしても『大変だったねぇ……』だけでした」(39歳男性/団体・公益法人・官公庁/営業職)
■特に言う必要なし
・「付き合いで行くので言う必要もない」(31歳男性/情報・IT/営業職)
・「説明が面倒なので内緒」(28歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「知っていると思うが、特にその話はせず、わざわざ言わないようにしてごまかしている」(28歳男性/建設・土木/技術職)
■絶対に内緒!!
・「嫉妬深いので、絶対言えない」(40歳男性/自動車関連/技術職)
・「内緒にしています……やっぱり浮気をしているようで悪い気がするから」(31歳男性/学校・教育関連/専門職)
・「お金が無いのに行っている事を知らないから」(36歳男性/通信/技術職)
・「内緒にしており、知られると浮気をしていると思われるから」(29歳男性/商社・卸/営業職)
・「バレるとヤバい」(39歳男性/医薬品・化粧品/営業職)
・「内緒にしないと小遣いが減る」(56歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)
■総評
結婚後もキャバクラに行っている男性は22%。そのうち、妻にそのことを話している男性と内緒にしている男性は、ほぼ同じ割合となった。
キャバクラのことを妻に話しているという男性たちは、「やましいことがない」「特に隠す必要がない」と考えていることが分かった。それに対してかみつく妻が多いかと思いきや、意外に反応は薄く、「怒られた」とか「ケンカになった」といった回答はほとんど見当たらなかった。普段からのコミュニケーションのたまものなのか、絶対的な信用があるのか、あるいは愛情が減ってしまっているのか、正直に話している男性たちは、話しても特に妻とはトラブルにならないと分かっているのだ。また、「つきあい」や「接待」とあれば妻の理解度も上がる様子。
キャバクラのことを内緒にしているという人は、こちらはこちらで妻のことをよく分かっていて、嫉妬されてケンカになったり、理解してもらえないと最初から予想がついているらしい。「言うと面倒なことになる」から無用な危機は回避したい、と考える男性が多かった。また、お小遣いを減らされるから話さないという確信犯的な男性もいた。
意外に容認派の妻が多いのか?? と思える今回のアンケートだったが、マイナビニュース既婚女性会員に、「夫がキャバクラに通っていたとしたら許せますか?」という質問をすると、「許す」は42.1%、「許せない」は57.9%だった。「即、離婚」「生理的に受け付けない」といった意見が多く、「許す」派も「仕事なら仕方ないが、プライベートなら許せない」といった回答が目立った。「妻はキャバクラ通いを認めてくれてるから~」と、たとえ仕事であっても何度も何度も行っていたとしたら、急にキレられることもあるかもしれないので、重々ご注意を。
(文・アリウープ 中嶋絵里)
調査時期: 2012年12月11日~2012年12月17日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性182名
調査方法: インターネットログイン式アンケート