米Razerは8日(現地時間)、第3世代Intel Coreプロセッサと10.1型IPS液晶ディスプレイを搭載したWindows 8タブレット「Razer Edge Pro」と「Razer Edge」を発表した。オプションでゲームパッドコントローラを用意するなど、ゲーム向けの製品となっている。すでに同社Webサイトで受注を開始。価格は「Razer Edge Pro」が1,299.99ドル、「Razer Edge」が999.99ドル。

Razer Edge Pro / Razer Edge

キーボードドックやドッキングステーション、ゲームパッドコントローラといったオプションを用意。これらと組み合わせることで、「タブレットモード」「キーボードモード」「モバイルコンソールモード」「ホームコンソールモード」という4つのモードで利用が可能。

キーボードドックと組み合わせてキーボードモード

ゲームパッドコントローラと組み合わせてモバイルコンソールモード

ドッキングステーションと組み合わせてホームコンソールモード

ドッキングステーションの背面にはインタフェース類が配置されており、ディスプレイやコントローラをつないで据え置きゲーム機のようなゲームプレイも想定されていると見られる

「Razer Edge Pro」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-3517U(1.9GHz)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)+NVIDIA GT 640M LE 2GB、メモリがDDR3-1600 8GB(4GB×2)、ストレージは128GB SSD、もしくは256GB SSDから選択可能、ディスプレイは10点マルチタッチ対応10.1型IPS液晶ディスプレイ(1,366×768ドット)、OSはWindows 8。

「Razer Edge」の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-3317U(1.7GHz)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)+NVIDIA GT 640M LE 1GB、メモリがDDR3-1600 4GB(2GB×2)、ストレージは64GB SSD、ディスプレイは10点マルチタッチ対応10.1型IPS液晶ディスプレイ(1,366×768ドット)、OSはWindows 8。

主なインタフェースは共通で、USB 3.0×1、HDMI×1、IEEE802.11b/g/n、Bluetooth 4.0、Webカメラ(200万画素)、マイク入力/ヘッドホン出力×1。

本体左右に取り付け可能で、十字キーや4ボタンを搭載したゲームパッドコントローラが249.99ドル。USBポート×3(バージョンは不明)、HDMI×1、オーディオポートを搭載したドッキングステーションが99.99ドル。キーボードドックは199.99ドル。