日立マクセルは1月8日、カナル型ヘッドホン「SQUEEZE(スクイーズ)」(MXH-CA200)を発表した。発売は、1月10日。価格はオープンで、推定市場価格は2,000円前後。
スマートフォンやポータブルオーディオプレーヤーが普及したことにより、ヘッドホンは単純に音楽を聴くためのデバイスというだけでなく、アクセサリーとしての一面も求められるようになってきている。市場では、カラーやスタイルに特徴を持った製品が増加しているが、ファッション性のみを追求したモデルでは音質面での不満も少なからずある。
MXH-CA200は、前後を絞り込んだ双円錐形のデザインのハウジングを採用。レッド、ピンク、パールピンク、ゴールド、シルバー、グリーン、ブルー、ブラックの8色のカラーバリエーションを展開するなどデザイン性の高いモデルだ。
デザイン性を追求しながらも9mm径のドライバーは、マグネットにネオジウムを採用。ボディ部分は樹脂製ではなく、アルミニウム合金の切削加工により作られており、高い剛性で、共振を抑えたクリアなサウンドを実現している。
ハウジングとコードの接続部分には、接続部分を保護するためのブッシングと呼ばれるパーツが使われる。一般的には直線的な形状のブッシングが使われるのだが、MXH-CA200では、ハウジング表面のカーブを覆うような新形状を採用。耐久性を向上させるとともに、左右の付け間違いも防いでいる。
インピーダンスは16Ωで、音圧感度は94dB/mW、周波数特性は20Hz~20kHz、最大入力は200mW。コードはY字形で長さは1.2m。コードの分岐部分には「からみ防止スライダー」も備える。本体重量は約4gだ。イヤーピースは、SS/S/M/Lの4種類が付属する。