三井住友銀行は7日、現状の金融資産の「リスク・リターン状況」や「資産価値の将来予想範囲」についてシミュレーションができるインターネット専用サービス、「資産運用シミュレーション」の提供を開始した。
同行では、これまでも現状の金融資産および資産配分の見直しを行った後の「リスク・リターン状況」、「資産価値の将来予想範囲」に関するシミュレーション結果を店頭窓口で提供していたが、SMBCダイレクトを契約の顧客を対象に、インターネット上で同機能のサービス提供を行うことで、資産管理をより簡単・便利に行うことができるよう対応するもの。
資産運用シミュレーションの流れ
STEP1/現状の金融資産でのシミュレーション
- 顧客が現在持っているSMBCダイレクトのサービス利用口座に登録されている商品から対象商品を選択し、シミュレーションを行う
STEP2/保有商品の資産配分を見直し後のシミュレーション
- 定期預金や投資信託などの商品や残高を調整しポートフォリオを見直し後、シミュレーションを行い、リスク・リターン状況などを現状の金融資産と比較
同サービスの特徴は、現状の金融資産の残高が自動的に反映されるので、簡単にシミュレーションができること。また資産配分を見直し後のシミュレーションを実施後、新しく組み入れを行った商品の購入取引をスムーズに行うことができることだという。
三井住友銀行は、今後とも様々な顧客のニーズに応え、きめ細かなサービスを提供していくとしている。