トヨタ自動車は7日、トールワゴン「カローラ ルミオン」に燃費向上などの一部改良を行って発売した。価格は175万円から235万9,000円、特別仕様車"On B Limited"は204万円から234万9,000円。

「カローラ ルミオン 1.8S "AEROTOURER"」(2WD) カラーはブラッキッシュレッドマイカ

今回の一部改良では、1.5L車と1.8L車ともに、エンジンの燃焼効率向上やフリクション低減、エンジンとの伝達効率を向上させたSuper CVT-iを搭載するなどして燃費向上を実現。1.5L車のJC08モード走行では、17.8km/Lを達成している。

また、車両安定性を確保するVSC(Vehicle Stability Control)&TRC(Traction Control)を全車に標準装備するとともに、1.8Lの2WD車にはCVT SPORTモードを設定した。

そのほか、室内灯の消し忘れを防止するランプオートカットシステムを採用するなどして使用性を向上させたとのこと。外板色には、新色「スーパーレッドV」を含む全7色を設定。なお、ウェルキャブ(メーカー完成特装車)についても、ベース車と同様の改良を施している。

エンジンは、1.5Lの1NZ-FE(直列4気筒DOHC)、もしくは1.8Lの2ZR-FAE(直列4気筒DOHC)を搭載し、トランスミッションはSuper CVT-iを採用。駆動方式は、1.5L車が2WD(FF)で、1.8L車は2WD(FF)と4WDを用意。乗車定員は5名。