英BBC4が12月28日に放送したドキュメンタリー番組『ザ・リッチエスト・ソングス・イン・ザ・ワールド』の中で音楽の著作権から生まれる印税の仕組みを解説し、音楽史上最も稼いだ10曲を発表した。
第1位に輝いたのはパティ・ヒルとミルドレッド・J・ヒルの姉妹が作曲した「ハッピー・バースデイ・トゥ・ユー」で、1990年以降ワーナー・チャペル社が著作権を所有し、同社は3,000万ポンド(約42億4,000万円)を稼いでいる。そして、ポール・マッカートニーが作詞、作曲を手がけたザ・ビートルズの名曲「イエスタデイ」は4位にランクインを果たしている。
また、ライチャス・ブラザーズの「ふられた気持ち」と「アンチェインド・メロディ」は著作権から多くの利益をあげており、それぞれ3位と5位にランクイン。さらにザ・ポリスが1983年に発表した5枚目のアルバム『シンクロニシティー』に収録される「見つめていたい」が8位に入っている。著作権収入で音楽史上最も稼いだ10曲のリストは以下のとおり。
著作権で史上最も稼いだ曲トップ10
1位:「ハッピー・バースデイ・トゥ・ユー」/パティ・ヒル、ミルドレッド・J・ヒル/ワーナー・チャペル社
2位:「ホワイト・クリスマス」/アーヴィング・バーリン
3位:「ふられた気持ち」/ライチャス・ブラザーズ
4位:「イエスタデイ」/ザ・ビートルズ
5位:「アン
チェインド・メロディ」/アレックス・ノース、ハイ・ザレット/ライチャス・ブラザーズ
6位:「スタンド・バイ・ミー」/ベン・E・キング/ジェリー・リーバー、マイク・ストーラー
7位:「サンタが街にやってくる」/ジョン・フレデリック・クーツ、ヘヴン・グレスピー
8位:「見つめていたい」/ザ・ポリス
9位:「オー・プリティ・ウーマン」/ロイ・オービソン
10位:「ザ・クリスマス・ソング(メリー・クリスマス・トゥ・ユー)」/メル・トーメ/ナット・キング・コール
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