昨年12月15日より全国公開されたアニメーション映画『ONE PIECE FILM Z』が、公開20日間で動員数が約400万人、興行収入は47億1,300万円を記録したことが4日、明らかになった。
この数字で大ヒットした前作『STRONG WORLD』の動員数、興行収入ともに超えることも確実となり、前作との19日間比較で145.6%と好調をキープ。お正月映画としても『レ・ミゼラブル』『大奥 ~永遠~ [右衛門佐・綱吉篇]』『ホビット 思いがけない冒険』など邦洋の大作を抑え、ナンバーワンを獲得する結果に。さらに昨年No.1の興行収入約73億円を記録した映画『BRAVE HEARTS 海猿』に迫る勢いを見せている。
映画『ONE PIECE FILM Z』は、2009年に劇場版第10作目を記念して大ヒットを記録した『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』から3年ぶりとなる『ワンピース』の新作映画。原作の尾田栄一郎が総合プロデューサーを務め、映画シリーズ初の"新世界"を舞台に、全海賊抹殺を企む首謀者、伝説の元海軍大将・ゼットと主人公、モンキー・D・ルフィ率いる率いる麦わらの一味のし烈な戦いが描かれている。なお、本作の入場者特典「海賊の宝袋」のうちの一つ、コミックス『ONE PIECE』第千巻の200万部増刷も昨年12月18日に発表されていた。
(C)尾田栄一郎/2012「ワンピース」製作委員会