劇場アニメーション映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』と「ニコニコ生放送」のコラボレーションにより実現した「ニコニコヱヴァ神社」が26日、東京スカイツリータウンに建立された。
「ニコニコヱヴァ神社」とはその名の通り、劇場公開後1カ月で興収45億円を突破した『ヱヴァンゲリオン新劇場版:Q』をモチーフとした神社。神社の祠は「ニコニコ生放送」の生放送機能と連動しており、参拝者の様子をリアルタイムで配信、それに対するコメントが神社内のモニターにも映し出される仕組みとなっている。
神社の御神体は全高約2メートルのヱヴァンゲリオン初号機。この初号機は11月23日から全国の劇場を巡回しており、日本中のファンの願いや祈りを寄せ書きとして集めて26日、東京スカイツリータウンに到着。神社の参拝は12月26日(水)~30日(日)の4日間となっており、期間中は11:00~21:00まで参拝者の様子がニコニコ生放送でライブ配信されるほか、毎日先着200名に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』&東京スカイツリータウンコラボピンバッチ、先着500名に映画主題歌の宇多田ヒカル「桜流し」特製ステッカーがプレゼントされる。
「ニコニコヱヴァ神社」がオープンした26日には、寒波の中多くの参拝客が訪れた。男衆が御神体のエヴァ初号機を運び込み、いよいよ神社はオープンへ。訪れた参拝客は、参拝中は神社に押し入ってきた「使徒」という設定になる。参拝客はカメラに向かって新年に向けての目標や野望を叫び、生放送を見ているユーザーはコメントでアドバイス。参拝客はアドバイスが気に入ったら、使徒の「コア」のボールを賽銭箱に投げ込んでいくという趣向となっている。
最初に参拝したのは男子中学生で、「来年受験に合格して、リア充になりたいと叫んだらコメントで叩かれまくりました(笑)。自分が使徒だと言われてびっくりしましたけど、貴重な体験ができてよかったです」と満足した様子だった。
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