住信SBIネット銀行はこのほど、住信SBIネット銀行の口座を保有する全国の顧客を対象に「お年玉に関する調査」の結果を発表した。同調査は11月30日から12月4日の期間にインターネット上で行われ、10代から70代までの3381人から回答を得た。

今冬にあげる予定のお年玉の総額は、昨冬と「変わらない」と答えた人が昨年より6.9%増加し70%、一方、昨冬よりもお年玉をあげる額が「増える」と答えた人が25.4%となり、昨年の調査結果の29.8%よりも4.4%減少することがわかった。

お年玉をあげる額が増える理由を聞いてみると、「あげる人の年齢が上昇したから」が59.3%、次いで「あげる人数が増えたから」が26.9%といった自然要因が約86%を占める結果となった。これは前年の調査結果の約95%より低い値になっているという。

今冬あげるお年玉の総額を聞いたところ、50代が最も多く「3万382円」、次いで70代の「2万8957円」、60代の「2万7229円」と続く。全体の平均は「2万6143円」となり、昨年の調査結果の2万6929円よりも約800円減少する結果となった。この項目は過去3回の調査では増加傾向がみられていたため、このたびの4回目の調査で初めての減少となった。

あげる対象の一人あたりのお年玉の金額については、未就学児童に対しては2378円、1年から3年の小学生に対しては2888円、4年から6年の小学生に対しては4009円、中学生になると6175円、高校生は8473円、大学生・専門学校生などに対しては1万1110円と回答している。やはり、学校の種別が上位になるにつれて約2000円から3000円増加していることがわかった。