ヤフーは12月26日、同社が提供する「防災速報」アプリに現在地の災害情報を自動通知する機能を追加したと発表した。今回同機能に対応するのはAndroid版で、今後iPhone版でも利用できるようにする。
同アプリは、災害情報をプッシュ通知するスマートフォンアプリ。2011年7月より提供を開始し、「地震情報」および「緊急地震速報」、「豪雨予報」「気象情報」「気象警報」「噴火警報」「放射線量」などの災害情報をユーザーに提供している。
これまで事前に設定した3つのエリアのみの災害情報をプッシュ通知していたが、今回の機能追加により、端末の位置情報を取得することで設定エリア以外の災害情報も受信できるようになった。同社では位置情報による災害情報の自動通知は国内初だとしている。同機能の導入により、年末の旅行などで設定エリア外にいる場合でも、その地域の災害情報を受信することができる。
関連記事
・ヤフー、Android向けアプリ「防災速報」ベータ版を限定公開 (2012年03月08日)