俳優のベン・アフレックが将来、政治家に転身する可能性を示唆している。
新作ポリティカル・スリラー『アルゴ』が来年のオスカー候補の筆頭に挙がっており、俳優としても監督としても将来を嘱望されているベンだが、アメリカの政治システムに好感を持っていることから、将来的に米国議会の上院議員に立候補する可能性もあると今回仄めかしている。
米CBSの番組『フェイス・ザ・ネイション』の12月23日放映用として19日に収録したインタビューで、将来選挙に出馬するかどうか尋ねられたベンは「未定だよ。推測でものを答えるタイプじゃないんだ。でも、この国の政治プロセスに対しては好感と尊敬の念を抱いているよ。この番組に出演できたことも僕にとっては素晴らしいことだよ。だって今までずっと視聴者として見てきたからね。僕の政治に関する未来については推測でいろいろとしゃべるのはやめておくよ」と答えている。
ベンはこれまでも実際に、アフリカのコンゴ民主共和国が抱える問題に対する認識の向上を目的とした政治的キャンペーンや支援を行っており、2010年にはレイプや性的虐待で苦しむ女性や子どもたちを助けるためのチャリティー財団イースタン・コンゴ・イニシアチブを自ら旗揚げしたほか、今年3月にはフェイスブックにアカウントを立ち上げて同国の問題に対する啓発活動を進展させていた。
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