JR東日本千葉支社は2013年3月16日に実施するダイヤ改正にて、久留里線の一部列車でワンマン運転を実施すると発表した。

久留里線では今年3月、運転保安方式が「タブレット閉そく方式」から「特殊自動閉そく方式(軌道回路検知式)」に変更され、12月1日から新型車両キハE130形による運行を開始した。

来春のダイヤ改正以降、ワンマン運転を行う列車において、停車時にすべてのドアから乗降できるのは木更津駅と横田駅、久留里駅の3駅。その他の駅は最前部車両の最後部のドアから乗車し、同車両の最前部のドアから降車することに。運賃は降車の際、最前部車両の運転台付近に設置された運賃箱へ投入する必要がある。ワンマン運転を行わない列車については、これまでと同様の扱いとなる。

ワンマン運転の実施にあたり、「ホームミラーなどの設備を設置し、安全対策には万全を期して運行いたします」とJR東日本千葉支社。なお、久留里線の利用状況に合わせ、現在2両編成の列車の一部を1両編成(利用者が多い時期を除く)で運転することも発表している。