インターネット調査会社のマーシュは、全国在住の、長子に小学生の子どもを持つ父親・母親900名を対象に、子ども(小学生)の年末年始に関するアンケートを実施。調査の結果、クリスマスプレゼント1位は「ゲーム類」で、親からあげるお年玉の平均金額は3,497円となった。調査期間は11月27日から11月30日まで。
クリスマスプレゼントに男女差なし
子どもへのプレゼントとして、どんなものを考えているのか聞いたところ、最も多かったのは、「ゲーム類(37.3%)」だった。ハードもソフトも含まれるが、男の子では42.2%と4割強、女の子でも32.4%と3割を超えている。
次に多いのが「おもちゃ(31.4%)」で、特に低学年では約半数(49.3%)が「おもちゃ」と回答。また、3位は「本・マンガ(8.7%)」、4位は「洋服などの日用品(6.8%)」、5位は「スポーツ用品(6.0%)」となっている。
子どもにお年玉をあげるという親は約7割に及ぶ
今度(2013年)のお正月に、親から子どもにお年玉をあげるかどうかを聞いたところ、約7割の親はお年玉をあげると回答。自分からは「あげない」という回答は27.1%で、学年が低いほどその割合がやや高くなっている。
また、「あげる」と回答した人に、具体的な金額も答えてもらったところ、全体での平均金額は、3,497円となった。
男の子・女の子別でみると、女の子の平均金額は3,833円、男の子は3,196円。高学年の女の子の親で「1万円」という回答がやや多かったため、女の子のほうが637円高くなっている。
学年別の平均金額は、低学年では2,432円、中学年では3,346円、高学年では4,504円となった。
お年玉の使い道、最多は「貯金」
子どものお年玉の使い道について聞いてみたところ、全体で最も多かったのは「貯金(41.2%)」。男の子では36.0%、女の子では46.4%と半数近くに上った。
なお、クリスマスのプレゼントとして考えているもののトップだった「ゲーム類」は32.9%で、「貯金」を除けば、こちらでも最多となっている。クリスマスよりも男女差がやや大きく、男の子では44.2%、女の子では21.6%だった。
詳細な結果は、同社公式ホームページで見ることができる。