レディー・ガガが、ボーン・ディス・ウェイ基金の活動の一環として若者を支援するためのバス・ツアーを企画していることが明らかとなった。
同基金は、若者の自信と健康の向上を目的として設立されており、ガガは来年の全米コンサート・ツアーに加えて、ボーン・ブレイブ・バス・ツアーを敢行すると12月20日に発表した。同ツアーは、13歳から25歳の若者にいじめの撲滅、心の健康、自殺防止などの大切さを説くために敢行されるという。
この活動には、参加者の悩みを手助けするためにキャンパス・プライド、トレバー・プロジェクト、アメリカ学校心理士会などの諸団体も参加する模様だ。全ての若者に同バス・ツアーに参加する機会を与えるため、参加者は無料でコンサートに行くことができるという。
10月にオノ・ヨーコからレノン・オノ平和賞を授与されたガガだが、エルトン・ジョン設立のエイズ患者のためのチャリティーに同賞を寄付すると語っていた。アイスランドの首都レイキャビクにて行われた授賞式の受賞スピーチで、ガガは「私はこの賞をエルトン・ジョン・エイズ基金に寄贈します。賞金は確かにHIVを持って生まれたアメリカの孤児やエイズの若者などを助けるために使われるでしょう。シニカルな空気が蔓延している世の中で、皆さんにもぜひ勇敢にこの問題に立ち向かって欲しいです」と語っている。
現在クリスマス前ということで、ガガの「ボーン・ディス・ウェイ・ボール」ツアーは一時休止されているが、2013年1月11日にカナダのバンクーバーから再開し、3月20日には米オクラホマ州タルサにて千秋楽を迎える予定だ。
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