センチュリーは12月20日、家庭用の緊急地震速報発報端末「地震の見張り番@home」を発売した。同社のショッピングサイト「センチュリーダイレクト」での直販価格は31,500円。
緊急地震速報は、テレビやラジオ、携帯電話などで受信することができる。しかし、これらの機器は、最大震度が5弱以上の地震が発生したときに、震度4以上が予想される地域を知らせるもので、その時点で自分がいる地点に、どのくらいの揺れがいつ来るのかを具体的に教えてくれるものではない。
地震の見張り番@homeは、「高度利用配信」+「現地演算方式」を採用した緊急地震速報発報端末だ。その場所の予測震度、マグニチュード、震源の深さ、震源地を知らせるとともに、地震到達までの時間のカウントダウンも行われる。ただし、地震速報を受信するのはACアダプター使用時のみとなっている。
地震の情報は、気象庁のサーバーからダイレクトにネット経由で送られるため、放送などを利用した警報よりも早く届く。地震だけでなく、津波や噴火の情報も受信できる。なお、情報は無料で受信することができる。
地震情報の受信以外にも、LEDライト、FMラジオ、携帯電話充電機能を搭載。電源は、ACアダプター、または単3形電池×4本だ。本体サイズはW146×D43×H101mmで(折りたたみ時)、質量は約350g。