ビー・エム・ダブリューはこのほど、「3シリーズ ツーリング」のラインアップに高効率ガソリンエンジンを搭載し、ラインアップの中核モデルとなる「320iツーリング」を追加した。従来モデルと比較して燃費を約25%向上させている。
今年9月に発表されたニュー3シリーズ ツーリングはスポーティなエクステリアながら、先代モデルよりラゲッジルームを拡大するなど実用性を高め、好評を得ている。環境性能の高いモデルとしては、クリーンディーゼルエンジンを搭載した「320dブルーパフォーマンス ツーリング」があったが、今回新たにガソリンエンジンで高い燃費性能を実現した「320iツーリング」が追加された。
新開発のガソリンエンジンは2.0リットル直列4気筒ターボで、高精度ダイレクト・インジェクション、ダブルVANOS、バルブトロニックなどの最新技術を採用している。最高出力は184PS、最大トルクは27.5kgmで、従来モデルに比べ、最高出力で約10%、最大トルクで約30%も向上している。このようにパワー、トルクを向上させながら、高効率8速AT、アイドリングストップ機能、ブレーキエネルギー回生システム、電動パワーステアリングなどの省燃費技術を数多く採用し、燃費を従来モデルよりも25%も向上させた。JC08モード燃費は16.4km/リットルとなっている。
価格はベーシックモデルの「320iツーリング」が471万円、最上級モデルの「320iツーリング M Sport」が515万円など。