カシオ計算機は20日、店頭ポップや影付き書類などを低コストで印刷できる黒赤2色のページプリンタ「SPEEDIA GE5000-BR」を発表した。1月より発売し、価格は178,000円。
4色カラーページプリンタ「SPEEDIA GE5000」のトナー構成を、ブラックトナーと新開発のレッドトナーに変更したレーザープリンタ。黒と赤を使った2色印刷を行う。ランニングコストが約5.4円と低く、訴求ポイントを赤文字で印刷する店頭ポップや、陰影を同時印刷する納品書や請求書などの印刷に最適としている。
用紙サイズはA3縦サイズに対応。自動両面印刷も可能で、専用プリンタドライバはフルカラーの印刷データを黒と赤に変換する機能を備える。また、有償になるが、将来的にフルカラーモデルへの変更もサポートする。
主な仕様は、プリント方式がLEDヘッド+乾式電子写真方式、プリント解像度が600dpi(最大600×1,800dpi相当)、プリント速度がA4普通紙の片面印刷時で32枚/分、ファーストプリントが2色カラー時で約10秒、モノクロ時で約8秒。ウォームアップタイムは約30秒。給紙容量は、マルチペーパーフィーダに30枚、1段目カセットに100枚、2段目カセットに150枚。
インタフェースはUSB 2.0、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、対応OSはWindows 2000 / XP / Vista / 7 / 8、Windows Server 2003 / 2008。本体サイズは、W622×D539×H397mm、重量は約50kg。