整体師の大山奏です。冬は空気が乾燥して、風邪をひきやすいですよね。風邪はひきはじめが肝心です。ちょっと風邪っぽいかな?と感じたらすぐに活用してほしい、呼吸器系に効くツボと解熱作用があるツボをご紹介します。
ツボ1
肘を曲げた時にできるしわの親指側にある「尺拓(しゃくたく)」というツボは、呼吸器系に効果があります。
ツボの押し方
左右両方にツボがあります。親指で包み込むように押すといいでしょう。
ツボ2
首の後ろ側で、下を向くと出っ張る骨とその下の骨の間のくぼみにある「大椎(だいつい)」というツボは、解熱作用があります。
ツボの押し方
首を下に曲げると出っ張っている骨があるのを感じると思います。その骨と次の骨の間、少し空間が広く開いている場所をやや強めの力で息を吐きながら押します。
ツボの豆知識
どちらのツボも、風邪の予防にも効果があります。寒気がするなと感じたら、すぐに大椎を押してみるといいかもしれません。また、ツボは温めると効果があります。ドライヤーの温風や使い捨てカイロを使って、ツボを温めてから指圧すると効果が高まります。
風邪の引き始めはツボだけでなく、睡眠や食事などにも気を配りましょう。いくらツボを押しても、症状が悪化してからでは意味がありません。水分をしっかりとりつつ、しっかり休むことが風邪の諸症状には大切です。
風邪の季節の本番はこれからです。飲み会や年末年始の帰省など生活自体が乱れがちですが、体調を崩さないよう気をつけてくださいね。
筆者プロフィール : 大山 奏(おおやま かなで)
スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログでは日々の出来事を思うままにつづっている。
「ひよっこライター大山奏」