Step1:身体の前でタオルを両手で持つ

整体師の大山奏です。1年の中でも「師走」と言われるこの時期、仕事に追われてデスクワークの時間も増えるているのではないでしょうか。そこで今回は、デスクワーカーの万年の悩み、肩こりをほぐすストレッチです。

PC画面を長い間見るために、目が疲れて首や肩にこりが来る人もいれば、同じ姿勢を続けすぎて肩こりになる人もいるでしょう。「マッサージに行く時間もない!」と忙しい毎日を送っている方へ、1日1分でできる肩周りのストレッチを紹介します。また、肩周りのみならず、二の腕を引き締める効果も狙えます!

Step2:腕を頭の上に持っていく

お風呂あがりに暖かくなった身体でストレッチ

Step1:タオルを用意して身体の前で両手で持ちます

Step2:左右にタオルを引っ張りながら、腕を頭の上に持っていきます

Step3:そのまま頭の上を越えて背中まで腕をまわします

回数は1日3回ずつでかまいません。実際にはぐるりと背中まで回せないという方もいると思います。無理をせずに動かせるところまで回してください。いったん片手を離してもいいので、タオルの両端を背中側で持って肩甲骨を寄せるようにしましょう。肩から腕全体を意識すると効果的です。

廊下を歩く間に“ながらストレッチ”でほぐす

本当は身体を温めてからの方がストレッチのタイミングとしてはいいのですが、ガチガチになった肩の筋肉を少しでも動かすことは重要です。

Step3:頭の上を越えて背中まで腕をまわす

仕事中お手洗いなどで席を立ち、廊下を歩く場面もありますよね。その場面も有効に使いましょう。Step3で紹介した姿勢をタオルなしで行います。可能なら後ろで指を組みましょう。

肩甲骨と肩甲骨が近づいているのを感じることが重要です。勢いにまかせるのではなく、背中で指を組んだ状態から、さらに両肩を後ろに持っていくイメージをします。1回5秒、それを3回ほど行うと、だんだんと腕が後ろに行く感覚がつかめるでしょう。

タオル以外のものを使って:番外編

このストレッチはタオルを持つ手の幅を変えることで、難易度を調整できます。幅を広く持てば持つほどストレッチは楽にできるでしょう。

肩周りの筋の緊張がひどいと、タオルの端っこを持っても背中側に腕を回すのが難しい人もいます。タオルにこだわらず、ベルトやひもなど長さを調節できるものを代わりに使ってもいいですよ。

スキマ時間は探してみると意外とあるものです。肩の周りのような大きな筋肉が固まってしまうと、連鎖的に他の筋肉も固まりやすくなります。少しずつでいいので、毎日続けて慢性の肩こりを解消しましょう。

筆者プロフィール : 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログでは日々の出来事を思うままにつづっている。

「ひよっこライター大山奏」