ロックバンドの氣志團が19日都内で行われた新型パチスロ機『魁!!男塾~天挑五輪大武會編~』の発表イベントに出席した。
パチンコ・パチスロ機器を販売するフィールズが発売した同機は、漫画誌『週刊少年ジャンプ』に連載されていた宮下あきらの漫画『魁!!男塾』シリーズのクライマックスとなる物語をモチーフに、男たちがバトルに挑む内容で、2013年の2月上旬より順次、全国のパチンコホールで導入予定となっている。
発売記念イベントに駆けつけた氣志團は、「SUPER BOY FRIEND」と「One Night Carnival」の2曲をノリノリで熱唱し、リーダー・綾小路翔は「このステージが紅白歌合戦だと思ってやらせてもらいました!」と上機嫌。続けて、同機について「テンションが上がり過ぎて、お子様を車の中に忘れがちになっちゃうので気を付けて。男塾に影響を受けて店内でメンチを切り合うトラブルもあるかも。それくらい面白い」とアピール。綾小路は同作の大ファンだそうで「男塾の信念を曲げないというスピリットは影響を受けてますね」と話しつつ、「最近は音楽業界が不況なので、パチンコをやるしかないなぁという気分。CDシングルを出すより、男塾をやった方が良さそう」と自虐気味にPRした。
氣志團は今年で結成15周年を迎えたが、綾小路は「地元にアーティストが集まってくれたり色んなことがあったけど、何をやっても結果が出なかった」と1年をしみじみと振り返り、「その分、来年は爆発させて紅白にも出たい」と来年へ向けて決意を新たに。今年の紅白には、9月に開催した「氣志團万博2012」に出演したエアーバンドの"金爆"ことゴールデンボンバーが初出場を決めたが、綾小路は「友だちなので応援してます。国民的なイベントなので、彼らの素晴らしいところをお茶の間に届けて欲しい」とエールを送り、「ヤンチャなんでね。やるなと言われたことはやるなと。女性関係と黒い交際は気を付けて、演出はプロデューサーときっちり話し合って」と自身の苦い体験を踏まえてアドバイスした。