納豆のポリグルタミン酸で肌がすべすべに

寒さが厳しくなり、乾燥肌や肌あれに悩まされている人も多いのではないでしょうか。肌の乾燥が進むと肌があれやすくなり、化粧品がしみるなど、様々なトラブルを引き起こします。

薬用化粧品にも使われている成分や、民間療法でも使われている食材を使って、乾燥による肌あれを解消する方法を4つ紹介します。

■その1 バターで手あれを解消
バターを室温に戻したら、手指全体にすりこむようになじませます。塗りにくい場合は、湯せんにかけて溶かしてしまってもかまいません。かかとケアにも使えます。

バターには肌を保護するビタミンAが豊富に含まれているので、肌あれには効果的。有塩バターやマーガリンでもかまいませんが、添加物等の入っていない無塩バターがオススメです。

■その2 ダメージヘアにも使える、アボカドパック
熟したアボカドをフォークなどでつぶし、顔全体につけます。塗りにくい時には、小麦粉を加えて調整してください。5分ほどたったらふきとり、軽く洗い流します。

アボカドは、薬用ハンドクリームにも配合されているビタミンEが豊富な食材。しっとりと肌にうるおいを与えながら、皮膚を保護してくれます。アボカドパックは、ヘアトリートメントとして使っても効果的です。

■その3 納豆のネバネバが美肌をつくる!
納豆を食べた後のパックに水を入れ、ネバネバを溶かします。それを肌につけ、数分たったら洗い流してください。

ネバネバの正体であるポリグルタミン酸という成分は、肌本来の保湿機能を取り戻してくれます。ちょっとニオイは気になりますが、驚くほどスベスベ肌に生まれ変わるでしょう。

■その4 なめても安心! はちみつでリップケア
くちびるにはちみつを塗るだけでOKです。皮がむけるほどあれてしまった場合は、その上にラップをつけて数分置くと効果的。ぷるぷるした魅力的なくちびるへと導きます。

はちみつは昔から、やけどや傷を治す薬として使われてきました。食品なので口に入っても問題ありませんが、乳児には決して使わないでください。


肌を健康な状態に整えるには、水分だけでなく、油分もしっかり補うことが重要です。毎日きちんと保湿ケアを行うことが、美肌への近道といえます。身近な食材を利用して、すべすべ肌を手に入れましょう。