JR東日本は2013年1月16日より、「みどりの山手線ラッピングトレイン」の運行を開始する。車体側面をみどり色(ウグイス色)にラッピングしたE231系電車が登場する。

「みどりの山手線ラッピングトレイン」では、E231系の車体側面の全面がウグイス色に

山手線では、1963(昭和38)年に103系通勤型電車を導入した際、車体色としてウグイス色を採用した。これがきっかけとなり、後に103系を置き換えた205系、そして現在のE231系に至るまで、ウグイス色は山手線のラインカラーとして定着している。

「みどりの山手線ラッピングトレイン」は、現在のラインカラーの導入から来年で50周年となるのを記念し、運行される。山手線のE231系1編成について、車体側面全面をみどり色(ウグイス色)とし、前面には「50th」と描かれたヘッドマークが付く。車内においては、つり革のアドストラップに山手線の歴史や当時の沿線風景などが掲出されるという。

運行期間は2013年1月16日から同年12月28日まで約1年間の予定。「当時を知る世代には懐かしさを、知らない世代にも新鮮さをあらためて感じていただき、この機会にみどりの山手線をご利用ください」とJR東日本は発表している。なお、「みどりの山手線ラッピングトレイン」の運行に合わせ、記念旅行商品や記念グッズも販売されるとのこと。