三陽商会は来春より、新たなショップ「エディンバラ ガーデン マッキントッシュ フィロソフィー」の展開を開始する。同ショップは、英国伝統のトラッドスタイルと現代的なテイストを加味したトータルコレクションを展開する「マッキントッシュ フィロソフィー」のテイストを受け継ぐ、新たなブランドとなる。

「エディンバラ ガーデン マッキントッシュ フィロソフィー」ショップ展開の様子。ブリティッシュ感覚のライフスタイルを意識したという

「エディンバラ ガーデン マッキントッシュ フィロソフィー」では、トラベル・レイン・スポーツをキーワードにしたさまざまな商品を編集し、品ぞろえする予定。ウェアと雑貨をバランスよく用意し、ブリティッシュ感覚のライフスタイルを提案していく。

「エディンバラ ガーデン マッキントッシュ フィロソフィー」では、カジュアルなコーディネートを提案。水玉柄のレインウェア(写真右)も

「マッキントッシュ フィロソフィー」ではオンの装いを意識した商品が多かったが、新ブランドではよりオフ向けのコーディネートを提案。現行の「マッキントッシュ フィロソフィー」にはない、新しいカジュアルラインのアイテムを展開する。とくに「レイン」では、本家でも評判の高いレインウェアに関して上質な商品をそろえつつ、水玉柄など遊び心を取り入れたデザインになっている。

その他にも、ポロシャツの内襟部分に水玉柄を採用したり、ポケットに変化を持たせたりと、こだわりを見せる商品を多く用意している。

ポロシャツの内襟にも水玉柄

ポケットに変化を持たせたTシャツ

ボーダー柄のポロシャツの胸元のエンブレムがちょっとかわいい

「エディンバラ ガーデン マッキントッシュ フィロソフィー」ではデイリーユースな雑貨も拡充。アイテム展開のうち50%を雑貨で展開するという。ブリティッシュを意識した商品を世界から買い付けるなど、新ブランドのイメージに合った商品がそろう。

コーディネートに合わせたスニーカーも

さまざまなトラベルアイテムも展開

新ブランドのターゲットは20~30代のセレクト感覚を持つ男女。ショップ展開もいままでの百貨店ではなく、ファッションビルを中心に、路面店も含め、百貨店以外のファッションエリアを予定している。価格帯はウェアで1万5,000円など。こだわりを持った商品展開がどのように新しい世代に浸透していくか、今後が楽しみなブランドだ。