ビー・エム・ダブリューは、MINIの全モデルの中でも最速となる「MINI ジョンクーパーワークスGP」を発表した。全世界で2,000台の限定で、日本には200台が導入される。

「MINI ジョンクーパーワークスGP」

同モデルはハイ・パフォーマンス・サブ・ブランド「MINI ジョンクーパーワークス」に追加される特別なモデル。ターボチャージャー付きの1.6リットルエンジンの最高出力は、ジョンクーパーワークスを7PS上回る218PSを発揮する。今年5月に開催された「MINI ユナイテッド・フェスティバル」で初披露され、ニュルブルクリンク北コースで8分23秒という驚異的なタイムをマークしたと発表されている。

エクステリアは17インチGP専用アルミホイールや、各種エアロパーツをセットにしたエアロダイナミクスパッケージでスポーツイメージを演出。リアディフェーザー、カーボン製ウイング付リアスポイラーを装備するほか、ボンネット上のエアインテークには「GP」の文字があしらわれている。

専用サスペンションやストラットブレースで足回りを固めているほか、インテリアはリアシートを廃した二人乗り仕様となっている。ホールド性の高い専用RECAROシートが装備され、オンボードコンピューターやスポーツ・ボタンが装備される。トランスミッションは6MTのみの設定で、価格は460万円。日本では100台の限定販売となる。