男性の家事メンタイプ分類

パナソニックは10月17日・18日の2日間、全国の20~30代の既婚男女各200名、40代以上の既婚男性100名を対象に「男性の家事についてのアンケート」を実施した。

まず、20代~30代の男性の家事メンタイプ分類。家事にポジティブな意識を持つ「本格家事メン」は35%、家事に前向きだが、ムラガある「趣味家事メン」は35%、家事参加度は平均以下の「アンチ家事メン」は16%、家事全般に後ろ向きの「やらされ家事メン」は14%だった。

次に男性の家事への興味度について調査。「家事に興味がありますか?」と尋ねたところ、20代~30代男性は62%が興味あると回答したのに対し、40代~50代男性は「興味ない」と55%が回答。若い年代ほど、家事に対する興味はあるようだ。

家事に興味はありますか?

「男性(夫)」の家事参加に対する積極度について尋ねると、「自分は積極的に家事に参加している」と回答した男性は56%、妻が「夫の家事への積極度」も約56%で、双方の認識に違いはなかった。

男性(夫)が家事に積極的でないと回答した人にその理由を聞いたところ、女性は「もともと手伝う気がない」が1位で61%、男性の1位は「忙しくて時間がない」「手伝うと余計に文句を言われる」がいずれも27%だった。忙しさもさることながら、妻に文句を言われるのが嫌で家事参加に消極的になっている様子がうかがえる。

男性(夫)が家事に積極的でない理由

男性(夫)が行っている家事の内容について尋ねると、1位は「ゴミ出し」、2位は「お風呂の掃除」、3位は「食器洗い」だった。また、男性が不満や悩みを感じる家事のトップ3は、「お風呂の掃除」「部屋の掃除」「食器洗い」。特にお風呂掃除は、40%が不満や悩みを感じているという結果になった。

一方、妻が感じる男性(夫)が行っている家事の不満や悩みのトップ3は、「食器洗い」「料理」「生活のための買い物」だった。妻は夫の食器洗いについて不満を持っているようだ。

妻は夫の食器洗いに不満を感じている

最後に家事をより効率よく、短時間でできる商品に対しての利用意向について尋ねた。20代~30代の男性は78%、40代~50代の男性は60%、妻は84%が「利用したい」と回答。夫・妻ともに高い利用意向があることが分かった。