ケンコー・トキナーは12月19日より、静電気を利用した空気清浄機「ウイルスキャッチャー KHB-VC」を発売する。価格はオープンで、推定市場価格は10,000円前後となっている。
高電圧によらないと帯電しない一般的な帯電フィルターに対して、本製品では静電気を使用することで、電気を使用せずに永久的に帯電させられる永久帯電フィルター方式を採用。電気代は1カ月で23.8円(「強」運転時)となっており、運転音も「弱」運転時で18.8dB、「強」運転時で25dBと静音性の高い製品となっている。永久帯電フィルター方式により、安全性が高いのもメリット。
除去・制御が可能な物質は、花粉、ウイルス、室内空気汚染物質(ホルムアルデヒドなど)、浮遊菌、揮発性有機化合物(VOCs)系の化学物質、バクテリア、カビ胞子、たばこの煙、動物の毛やフケ、自動車排気ガス、チリ・ホコリとなっている。集塵スピードの目安は、部屋の大きさが8畳の場合、0.3ミクロンサイズで24時間、1ミクロンサイズで12時間。10畳の場合、0.3ミクロンサイズで30時間、1ミクロンサイズで15時間。15畳の場合、0.3ミクロンサイズで45時間、1ミクロンサイズで22時間。
主な仕様は、適用床面積が15畳までで、風量が「弱」運転時で0.52m3/分、「強」運転時で0.69m3/分、消費電力が「弱」運転時で0.9W、「強」運転時で1.5W。
サイズは本体が直径210×高さ130mm、台座が128×70mm、重量は本体が795g、台座が28gとなっている。