女優・竹内結子主演の映画『ストロベリーナイト』が2013年1月26日に公開されるのを記念して、2バージョンのスペシャルドラマが放送されることが18日、明らかになった。

映画公開を記念して放送される土曜プレミアム特別企画『ストロベリーナイト アフター・ザ・インビジブル・レイン』

誉田哲也の人気ミステリーを原作に、2010年11月にスペシャルドラマとして、さらに2012年1月からは連続ドラマとして放送された『ストロベリーナイト』。警視庁捜査一課に配属された姫川玲子を竹内結子が演じ、彼女を取り巻く個性豊かな同僚たちと共に"姫川班"は複雑で衝撃的な事件に挑んでいく。今回、この人気シリーズの映画化を記念して、2013年1月22日から25日の深夜に4夜連続で『ストロベリーミッドナイト』を、2013年1月26日の21:00から土曜プレミアム特別企画『ストロベリーナイト アフター・ザ・インビジブル・レイン』の放送が決定した。

『ストロベリーミッドナイト』は、シリーズでも人気だった"居酒屋会議"を描く作品。湯田康平(丸山隆平)、石倉保(宇梶剛士)、今泉係長(髙島政宏)他、捜査一課のおなじみメンバーが登場し、警察組織の上下関係、姫川班の恋愛事情など事件の捜査会議では決して見ることのできない姿が明かされる。一方、『ストロベリーナイト アフター・ザ・インビジブル・レイン』は、映画で描かれる姫川班の「最後の事件」の後日を、5本の短編で構成。それぞれの短編は姫川玲子(竹内結子)、菊田和男(西島秀俊)、葉山則之(小出恵介)、日下守(遠藤憲一)、井岡博満(生瀬勝久)、勝俣健作(武田鉄矢)が主人公となり、各人物にフォーカスを当てたオムニバス形式のドラマとなる。

主演を務める竹内は、この記念企画に関して、「姫川班のメンバーがそれぞれ違う時間軸で過ごす姿が見られるのが面白いと思います。それぞれのキャラクターの姿をじっくり見られる濃密なスペシャルドラマです」とコメント。また、勝俣健作役を演じた武田の「自分にとってはとても珍しいことなんですが、アドリブを入れるのを一切やめようと思って。セリフの切れ味がとてもいいから。自分のところが一番面白い、と思って作っています」、井岡博満役を演じた生瀬の「長廻しで撮っているので、お芝居の流れを意識することに力を入れたので、そこに注目してほしいです」という言葉からも分かるとおり、役者陣にとって思い入れが強い作品に仕上がっているようだ。