日産自動車はこのほど、同社の電気自動車「リーフ」の発売2周年を記念した「NISSAN LEAF Owners' Meeting 2012 ~2nd Anniversary in 追浜~」を開催した。
リーフは2010年10月から神奈川県横須賀市の日産追浜(おっぱま)工場で生産を開始した。同年12月の発売から今日までに、海外を含めて約4万6,000台が販売され、「2011-2012日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞するなど高い評価を受けている。
今回のイベントは抽選で選ばれた約190台、193組371名のリーフオーナーが参加。海外からも米国、オランダ、ノルウェー、イギリスのオーナーが参加し、オーナー同士はもちろん、日産の開発スタッフとも交流を深めた。
日産のゼロエミッション事業本部執行役員の渡部英朗氏は、「リーフ誕生の地、追浜で2周年を迎えることができた。EVに賛同してもらえたことで世界に変化が起きている。今後も地球環境と自動車の将来を見据えながらEVを世界に広めていきたい」と語った。
会場には、1940年代に開発されたEV車「たま」やその他の歴代EV実験車輌の展示に加え、エコブースや飲食コーナーのブースなども出店。リーフの開発陣を交えた「EVトークカフェ」では、参加者から熱心な質問が飛び交った。さらに、リーフ2周年を記念するサプライズバースデイケーキも登場するなど盛況だったという。