朝日電器は12月14日、ELPAブランドより、ワイヤレステレビドアホン「WDP-100」を発売した。価格はオープンで、推定市場価格は20,000円前後。
音声だけのインターホンから手軽に置き換えることができるテレビドアホン。玄関モニター、屋内モニター、屋内モニター用の充電台の3つのユニットから構成されており、玄関モニターはインターホンの玄関子機が設置されている場所に交換して取り付ける。玄関モニターと充電台の間は、既存のインターホン配線を利用。充電台と屋内モニターの間は2.4GHz帯の電波を使用したワイヤレス接続で、屋内モニターは自由に持ち運ぶことができる。見通しで約100mまでの距離で通話可能だ。
玄関カメラの最低被写体照度は2ルクスで、夜間用に赤外線LEDも装備する。撮影画角は上下約46度/左右約59度だ。充電台からの電源または単3形電池×6本で動作し、アルカリ乾電池を使用した場合、1日3回の動作で約6カ月動作させることができる。
屋内モニターは、2.36型のカラー液晶ディスプレイを装備。来客時に15fpsでの動画表示を行うほか、来客時以外でも玄関の様子を確認できるモニター機能、不在時の来客を記録する自動録画機能(静止画)も搭載している。屋内モニターの電源はNi-MH(ニッケル水素)充電池で、約6時間でフル充電される。フル充電時の連続使用時間は、通話が約2時間で、待ち受けが約120時間だ。
サイズは、玄関カメラがW98×D38×H133mmで、屋内モニターがW69×D28×H156mm。