お笑い芸人、映画監督のビートたけしが14日、ニッポン放送のラジオ番組『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(11:30~13:00)に生出演した。
ビートたけしは、高田文夫が心肺機能疾患の療養のため番組を休養していた際、9月28日に同番組にゲスト出演し、「高田さんが復帰したら番組に駆けつける」と宣言していた。
この日のビートたけしは、生放送スタートの1分前にスタジオ入り。映画『アウトレイジ ビヨンド』の撮影中、高田が倒れたことを聞いたというビートたけしは、「(周りが)みんな深刻になっちゃって、オレが葬儀委員長だっていうの。段取り決めて、(葬式に)呼ぶやつの名前と(香典の)カネまで相談して。ひとりあたり2万円抜こうと思ってたんだよ(笑)」とジョークを飛ばすと、高田も負けじと「心臓4回止まったんだから。ペースメーカーつけて、"林家ペースメーカー"って言われてるよ。ミサイル打つと鳴るのよ、ピッピッピッって(笑)」と応戦した。
そして、「お土産持ってきたんだ」というビートたけしが持参したのは、血液の流れが分かる心臓の模型。するとまたまた高田も対抗し、「オレも写真を持ってきたよ、たけしさんに飾ってもらおうと思ってさ。2人死んで、2人死に損ないなんだよ、どうこの写真?」と立川談志、中村勘三郎、ビートたけし、高田文夫の4人が写った写真をプレゼントした。その後、松村邦洋、サンドウィッチマン、磯山さやかが合流。政界、芸能界、お笑い界を中心に、今年の世相を振り返るトークを展開した。
高田が「映画も本もヒットして、"第4次たけしブーム"だっていうじゃない? たけしさん、今年はいい年でしたね?」と2012年のビートたけしの活躍に触れると、ビートたけしは、「オレの撮る映画はヤクザや暴力映画が定番になってきちゃってるんで、今度は純愛映画を撮ろうと思ってんだよ」と次回作の構想を明らかにした。