日本経済新聞グループの総合調査会社である日経リサーチは、関西圏(大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山の2府4県)の居住者を対象に、関西圏商業施設の利用実態調査「商圏センサス(関西センサス)秋調査」を実施した。
調査対象となる商業施設は百貨店、ファッションビル、駅ビル、駅ナカ、地下街、複合商業施設、ショッピングモール、アウトレット、家電量販店、大型家具店、大型ディスカウントショップなど約200施設。調査回答者数は6,957人。
その結果、関西圏での集客力は、「大丸 梅田店」が首位となった。2011年4月に全館リニューアルオープンした同施設は、売り場面積を改装前の1.6倍となる64,000平方メートルに増床し、「滞在型商業施設」として、従来よりも幅広いターゲット層を獲得。「ヨドバシカメラマルチメディア梅田」を抑え、2012年春調査に続き1位をキープした。
また、全面改装を控えた「阪急うめだ本店」は、部分改装の効果などからランキングを上げている。一方、オープン時に「109」の関西進出で話題になった「abeno CUES TOWN(ViaあべのWalk、あべのマーケットパークQ'sMALL)」は、上位15位から姿を消した。
なお、調査の詳細は、同社ホームページの商圏センサス(首都圏センサス・関西センサス)で見ることができる。