マカフィーは14日、「McAfee Mobile Security」の機能強化版を発表した。最新版では、ユーザーインタフェースを一新したほか、アプリのロック機能を搭載した。同機能の強化によりAndroid搭載のスマートフォンおよびタブレットユーザーは、モバイルアプリに保存された個人情報の流出を防ぐことができる。
Facebook、LinkedIn、Gmailなど、Androidプラットフォームで広く使用されている一部のアプリでは、ログイン情報を記憶するが、同製品に追加されたアプリのロック機能は、こうしたプライバシーのリスクに対応する。Androidユーザーは、McAfee Mobile Securityのアカウントに関連づけられているものと同一のPINによってインストール済みのアプリをロックし、不正使用を防止できる。
同製品には、スムーズな操作を実現し、保護効率を改善する機能も盛り込まれた。ユーザーインターフェースのデザインを一新し、マカフィーの他の個人ユーザー用製品と共通の操作性が確保され、わかりやすく色分けされた表示によって、脅威のスキャン等の各機能の使いやすさを向上させた。
また、バッテリ使用効率の改善やファイルサイズの圧縮に加え、マルウェア検出機能を300%向上。Global Threat Intelligence(グローバル スレット インテリジェンス)ネットワークを利用し、300万件以上のアプリをスキャンしている。
同製品は、無償のトライアル版をGoogle Playよりダウンロード可能。有償版は2,980円。McAfee Mobile Securityを利用中のユーザーは、アプリを新バージョンにアップデートすることで新機能が使える。
(記事提供: AndroWire編集部)